2013年9月14日土曜日

最終意見書提出期限決定

 9月13日に開催された、三者協議で第2次再審請求における最終意見書の提出期日が、12月2日と決まりました。
 弁護団総力を挙げての意見書作成で、再審開始の厚い壁を打ち破ってほしいと切に思います。
 なお、この日の三者協議で、弁護団から3点の証拠開示請求について、「中心的な争点となっている5点の衣類について、みそタンクの状況、5点の衣類が隠されたかどうか、弁護団が取り上げている大きな課題であるとして、裁判所の勧告が行われました。
 
 最終場面に来て、裁判官の関心が5点の衣類がはたして、本当にみそタンクに隠すことができたのか見極めようとする姿勢の表れではないかと思います。
 獄中47年の巌さんを今度こそ救い出すため、何としても再審開始を勝ち取りたいと思います。
* 写真は、三者協議後の記者会見の様子。左がひで子さん
      
 

2013年8月26日月曜日

袴田弁護団夏季合宿

25,26と二日間の合宿終了。11月末を予定している弁護団の最終意見書作成のための合宿でした。しかし、今回でバシッと決まらず、次回三者協議までに最終意見書の構成を決めようということになりました。やはりDNA鑑定が強力な証拠になりきれないことから、開示証拠を十分生かした「5点の衣類」がどこにも介在出来ないようなものにしてほしいものです。

2013年8月14日水曜日

8.18

 47年前の8月18日袴田巌さんは逮捕されました。身に覚えのない罪を着せられ、以降獄中47年。時間の猶予はありません。直ちに再審開始を勝ち取り、無罪判決獲得を果たさなければなりません。逮捕から47年目の日に巌さんの無念の思いを胸にさらなる闘いに向けた連帯を。
 

2013年8月10日土曜日

面会拒否3年

 袴田巌さんの一刻も早い再審開始を求める静岡地裁への要請署名を集めるための、今日は浜松駅前での定例の街頭署名の日。総勢8人で1時間で88人の方から署名をいただきました。この8月で袴田巌さんの面会拒否は3年になります。毎月のように面会に出かけるひで子さんの心中はいかばかりか。
 先日の週刊新潮に掲載された、元衛生夫の方の記事では精神的不安定さが如実です。巌さんは面会の知らせを受けると「会わない」とか「関係ない」と声を荒げる様子が書かれていました。この点はひで子さんが面会を申し込むと、拘置所側が面会拒否の説明と重なります。しかし、声を荒げるという態度は、「裁判は終わった」「ここは刑務所ではない」という巌さんの世界と同様な、現実の問題と向きあいたくないという心の問題が見えてきます。
 なんとしても、ひで子さんとの面会が実現するよう祈るばかりです。

2013年7月27日土曜日

検察 証拠開示

7月5日の静岡地裁裁判官から、弁護団が開示請求をしていた証拠が26日開催の三者協議の場で開示されました。検察官は今回の証拠開示に際して、「条件付きの開示」を意見書として裁判所に提出しました。

2013年7月13日土曜日

選挙サンデー

 選挙サンデーの浜松駅前ではすでに2党が演説中と待機中。演説の背後を通行中のみなさんに袴田さん救援の署名を呼び掛け。維新の会は自分たちの演説が始まるやすぐにこちらのマイク使用制限を要求。「許可を取っているから」と中止要求。「毎月この場所で署名活動中である」と表明し、時間的経過もあり我が方は署名終了としました。
  今回は署名活動初参加の方が3名おいでいただき、演説を聞く聴衆の雑踏の中で、大いに頑張っていただきました。

2013年7月5日金曜日

事件を作り上げる検察


6.28 巌さんの実家から押収したベルトが巌さんの物であると検証。事件を作り上げる検察の常とう手段。巌さんが使ったという証明はできるのか。仮に使ったとして、いつ頃、ベルトのどの穴を使っていたのかどうのように証明できるのか。5点の衣類のズボンに使われたベルトにして、巌さんの有罪を維持しようというもの。
いつまでたっても、事件を作り上げる検察の姿勢は変わりません。