2018年12月18日火曜日

「死刑のない世界」聖エジディオ主催

 11月27日~29日までローマで開催された、聖エジディオ主催の「死刑のない世界」に、福岡事件支援者の古川龍樹さんが出席。イスラム国で初の死刑廃止を決めたマレーシアの法務大臣も出席。古川さんに袴田巖さんのアピールをお願いしましたが、各国の法務大臣はほとんど情報を持っていなかったようです。写真は、1 死刑のない世界」のプログラムの表紙。2 マレーシアの法務大臣のスピーチ。3 古川さんと挨拶する国連関係者。4 アメリカで死刑台から生還した男性と無実を晴らすため尽力した教戒師の舞台挨拶。





2018年12月14日金曜日

巖さんとの会話(2018年12月8日 夕方 自宅にて)

袴田巖さんとの会話(2018128日 夕方 自宅にて)
   ボクシングの対戦相手について
(袴田さんが対戦したボクシング選手の名前を聞いてみました。)
Q:虎谷イッコウさんは知らない(1961年824日対戦)
H:分からんだね
Q:池島久雄さん(1961年731日対戦)
H:それも分かりゃせんだね
Q:大澤健二さん(196172日対戦)
H:分からんだよ。写真でも見にゃ分からんだね。
Q:マーシングデビットはしっかり覚えている。(1961419日対戦 マニラにて)
H:そりゃ知ってるね
Q:巌さんがどんな勝負だったですか
H:1回から2回、3回までやったのかな。死んじゃったんだ。こてこてにぶん殴ったら。

   釈放されて5年
Q:獄中から出てもう5年になるんですよ
H:獄中
Q:出てから5年
H:あそう。何年たったかね。
Q:出てからの気持ちの変化ありますか
H:相当長いと思うんだがね。無罪釈放になってからね。時間は長いと思うだがね。
  今日になればいろんな制限があった。制限がね。いろんな制限をして、闘いがあったんだ
ね。1番強いと。袴田巖ね。それで無罪釈放だね。そりゃ動物が決めたんだね。

◎ 巖さんの気持ちは獄中と今と同じですか
H:獄中にいたって言うがね。こりゃ書いただけのこと。裁判も獄中も一方で書いている。良く
書いているだね。強くね。負けないように書いているだね。ここまで来てその書いてきたことがね、全部実ったって言うんだね。袴田巖が勝ったと書いてるんだね。

    街を歩いて気になることは
H:向かってくる奴はいないからね。警察、検察、裁判所・・・から向かってくる奴はいないと
なっている。だから困りゃせんでね。
   清水で思い出すことは
H:三保の松原に行って野球の試合をしたとかね。みんな遊んで歩いたことある。覚えていら  
  ーね。
Q:工場の人と。
H:工場とね。こがね味噌で。こがね味噌で野球とかやっていたんだね。
Q:巖さんの守備位置はどこですか
H:セカンドだね。セカンド。
Q:打順は
H:分かりゃせんだね。4番を打たにゃしょうがない。ホームランを打つんだからね。

   巖さんがここまで来れらたのは
H:儀式という事があるんだね。袴田巖が勝ってかにゃ、儀式中心にはなれんだでね。儀式はど
んなことしたって勝たすんだからね。
Q:ずっともうこれからも、巖さんが勝ち続けないといかんですね。
H:そうだ、ボクシングはね勝ち続けなきゃ。勝ったものは天下とって世界を運営するようになるんだね。勝てねーんだね、なかなか。袴田巖のまじめさに勝てないんだね。(文責:寺澤暢紘)