2014年7月27日日曜日

ある日の巌さん

ある日の巖さん(7・19)
正午過ぎ
「そろそろ、ご飯ですよ」
巌さん 歩きながら左手を挙げ「いらん、いらん」。歩きをやめない
しかし、折り返して台所に差し掛かり、
巌さん 居間を指さしながら「ご飯ですか?じゃあ、食べますか」
もう一度、自室に向かって再び台所へ差し掛かり、
巌さん 「ご飯、これでいいの?」(机には、そうめん)と言って、椅子に座る
巌さん 「御身の神袴田巌、えー夕ご飯です。夕ご飯になりましたので、えー、全世界最高裁長官、御身の神袴田巌、浜松ご自宅から、夕ご飯です。えー、全世界最高裁、えー、天下人、功労者、これから、おいしいものを神が食べると、バイ菌死んでしまって、世の中、後は神の救いが行われて、そうめんが出る。以上を決定し、おいしいものを食べることに致します」
「チーズです」
巌さん  「あぁチーズか」
「もう1分でできます」
巌さん  「はい」
「そうめんとラーメン、どっちが好きですか?」
巌さん  「ラーメンの方がいいなぁ。そうめんもラーメンも、そう変わりはない。(少し笑いながら)まぁ、どっちでもいい」
「ご飯と麺、どっちがいい?」
巌さん  「えー、ご飯もいいが、麺もいい。時期の問題だな。夏場なんか、冷やしラーメンなんてもいいね。バーテンやってりゃ、いろんなことをしないといけない。じゃぁ食います」。ツルツルと食べる
「お味はいかが?」
巌さん  「もうちょっとタレがほしいなぁ」(入れてあげると)「うん」
「今日は涼しいですね」
「あ、そう。終わっちゃったんだ。価値がない」

「Mさんが作ってくれました」
巌さん  ジャガイモを取ろうとしながら「梅干しか?」
     「御身の神袴田巌、負けなしの天皇になって、ご自宅から夕食時でございます。全世界、最高裁長官、えー、天下人において、世の中の幸せ、全て分かち合って、新しい時代を生きていくことを、決定します」
「今、12時12分」
巌さん  「お昼になるの?」
「まめもやし、辛くない?」
巌さん  「おぉ、味が抜群だな」
「今度、私の家に来ない?」
巌さん  「分からんなぁ。おいしいもの。ありがとうございます。天下人が出ない、ということだね。全世界最高裁長官、天下人。天下人も消滅している」

巌さん  そうめんを平らげ「はい、ごちそうさまでした」
「お茶、熱いのと冷たいの、どっちがいい?」
巌さん  「難しいなぁ。あったかいのがいいなぁ」
「テレビやっている」
巌さん  「あー、ボクシングやっているなぁ」
「食べるのが早いですね」
巌さん  「味を味わう。味を感じるということだな。早いほうが、いいような感じがする」
「おいしくて良かったですね」
巌さん  「お昼か(少し笑いながら)。随分歩いたな」
「午後は何する?」
巌さん  「負けなしの天気が問題。負けない能力が保証される。これを大事にしないと。運動しながら大事にできるか。努力することが大事。負けないことが大事」
「Mさんが将棋やりたいってさ」
巌さん  「こっちがやりたくないんだな(少し笑いながら)。勝負だで、やりたいときと、やりたくないときがある」
「将棋はいつ習った?」
巌さん  「将棋ねー。小さきときは、書かれている本に習ったと。ハワイやそうとう
書いてある。儀式だ。儀式中心だ。大事にすることが必要。癒やすことが必要。何か強いということを、自分が能力として持っていないと。これは書かれている。勝つんだ。これが中心ですよ。書かれていて、勝てねーというのはまずいんだ。中心は勝つんだ」
「勝つことは意識している?」
巌さん  「勝つために書いているんだ。儀式というのは。勝たなきゃしょーがない。結局は、一生懸命やるか、やらないかだな」
「将棋やってあげて下さい」
巌さん  「将棋やっちゃ、損だ。儀式は終わった。やって損する」「考える中で、やりたいと思うときなら、やってもいい。そう分析することが大事。儀式。将棋をやれと思っているかどうかだな」
    
「お茶いいですか?」
巌さん  「御身の神袴田巌、負けなしの天皇において、全世界全最高裁長官、天下人において、功労者、ごきげんよう。夕食後、イースト風味パン、一つ頂戴まし。ごれで平和が保証されますので。お願いします。国がもうけるな」(白あんパンを手にする)
「お茶でいいですか?」
巌さん  「いいですよ。これよりイースト入りのパン、いただきます。もうこれ以上、何回もやる必要ない」

「今度、パン屋さん行きますか?」
巌さん  「パンを?なかなかどうも。パン買い行ってる暇ないよ(笑いながら)。買いに行っているんじゃ、忙しくてしょうがない」
「ロバのパン屋、覚えている?」
巌さん  「覚えていない」
「パンは好き?」
巌さん  「好きだ」
「散髪の後、映画館に寄った?」
巌さん  「知らないなぁ。散髪屋は終わってますよね」
「一人で行けますか?」
巌さん  「散髪屋ね。行けねーよーに書かれている。行っちゃ、いけないんだから。はい、ごちそうさま。これ(袋)、捨てなきゃしょんねーな」

午後1時過ぎ、押し入れから布団を自ら取りだす。シーツもしこうとする
「手伝いましょうか?」
巌さん  「いいですよ」
「枕は?」
巌さん  「おー、枕はこれだ」と言って、押し入れから出す
その後、再び「運動」を始める。その後、布団で横になる。(記録:佐藤)


           * 熊本のシュバイツアー寺の古川さんとけんボラ協鳥羽さんと

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